低用量ピルの画像

低用量ピルは正しく服用すれば、確実に避妊できると言われています。低用量ピルの良さは、性行為の前の段階ですでに避妊が完了している点があげられ、正しく使用することでほぼ100%確実に避妊できます。

低用量ピルと抗生物質の併用による健康影響

低用量ピルは、計画的に毎日1錠ずつ服用することによって、性行為をしたとしても、妊娠に至ってしまうおそれが限りなく少なくなるという、女性にとってはたいへん便利な医薬品であるということができます。低用量ピルは、卵胞ホルモンと黄体ホルモンという、ふたつの女性ホルモンを含有しているがために、効き目はたいへん強力なものがあります。
場合によってはその効果がないこともありますが、吐き気などの副作用によって実際に薬剤を吐いてしまい、有効成分が十分な分量未満になってしまった場合や、毎日1錠という決まりを守らずに飲み忘れをしてしまった場合などに限られるというのが一般的です。しかし、ある種の別の薬剤と低用量ピルを併用することによって、薬物相互作用がはたらき、せっかくの低用量ピルの効果が減少してしまうということもないわけではありません。
たとえば、かぜをひいたり、皮膚病にかかったときなどに多く処方されている抗生物質がそれにあたります。抗生物質は、服用すると体内にいる細菌などの増殖を抑制して、感染症を完治させるだけの効果があるものですが、低用量ピルと併用すると、ピルの有効成分が体内に吸収されにくくなってしまうのです。また、併用によって不正出血が多くみられるようになるなどの健康上の影響もあります。
こうしたことを避ける意味でも、かぜなどをひいて抗生物質が処方されたときには、避妊方法は低用量ピルにたよるのではなく、別の方法に変えてみることがたいせつとなります。抗生物質は、服用を中止したあとも、しばらくは体内にとどまっていることがありますので、服用中止後についても、気を抜かずにしばらくは他の避妊方法を用いることが適当です。